Starry ink 星墨のインク研究室で作られた特別なインク
冷萃墨水 臙脂虫(コチニール) 35ml
スポイト付き瓶、予備のラベル付き、特製の紙筒ケース入りです。
自然原料から採取した色素で万年筆インクを作る新しい試み「冷萃墨水」シリーズの最新作で臙脂虫(コチニールエンジムシ)から色素を抽出しています。
原液の色は明るい赤で、徐々に薄くなり、乾くとたいへんかわいらしいピンク色に落ち着きます。
ラメは入っていません。フラッシュはインクが濃い部分に金色の光がうっすらと出ることがあるそうです。(紙を選ぶようで、日本の紙ではまだ観測できていません)
「虫の色素でできたインク」ときくと苦手意識を持たれる方があるかもしれませんが、このインクはたいへんかわいらしいピンクです。
万年筆に入れても筆記感がよく、原液の色も、筆記後に乾いてからの色も美しいです。
コチニール色素はカルミンレッド、クリムゾンレーキなどと呼ばれることもあり、古代から用いられてきた高級な染料です。
スぺイン領地のメキシコでウチワサボテンを宿主として養殖されていましたが、その製法は長らく秘匿されていたため植物由来の色素だと思われていました。
イギリス軍の軍服の上着に採用されたり、王族の礼装に使われたり、日本では猩猩緋の陣羽織として戦国武将に愛用されたりと、コチニールの赤は富や権力を象徴として、その時代の権力者たちに愛されています。
発癌性のない着色料として現代でも食品や化粧品に使われているのですが、タンパク質がごく稀にアレルギーを引き起こすこともあり、この色素が使われているものは成分表に必ず記載されています。口紅や加工食品など身近なものにも意外とコチニールが含まれているので、調べてみると面白いです。
※筆記具ですので口に入る可能性は少ないと思いますが誤飲にご注意ください。
いつでも購入できるものではなく、予約期間や購入可能期間が限られている入手困難品です。